いつきログ(2008-09-03)

2008-09-03 Google Chrome for Windows微妙だなぁ

ちょっとテスト環境使って試してみた感じ、微妙。

確かに動作は速いと思う。これは感覚的に。なので、遅いコンピュータを使っている人には勧めても良い。

ただ、現状の速度で満足している人（例えばワシ）には、よほどのGoogle好きでない限りオススメしない。てか、ぶっちゃけネットワーク速度が足を引っ張ってあまり速いとは感じなかった。

ただ、ワシは極度のNetscape CommunicatorチックなUI好きなので（笑）未だにSeaMonkeyを使っていることを書いておく（笑）

◆ [日記] とりあえず、使ってみた時の動作と感想

最初に……ワシはデコンパイルなどを行って、ソースコードを閲覧する事は一切行っていない。というか、eulaが気にいらなかった*1

なので、アルゴリズム的な部分は、「こう動いてるんじゃないかなぁ？」という予想であることを明記しておく*2

また、動作確認はVMware player + Windows XP SP2*3で行い、動作確認を行った仮想マシンはすべて削除済みである*4

あ、そうそう。プロセス(chrome.exe)とかメモリはWindows付属（？）のタスクマネージャで見てます。あと、プロセスの削除も。

前置きはさておいて。実際に動かしてみました。

いやー、新しい物を弄くるのは楽しいやねぇ。

user-agentは「Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko) Chrome/0.2.149.27 Safari/525.13」だったハズ。

「同じ症状でたー」とか「なんか違うぞ？」とかいう意見があればカモーン。

さて、色々遊んだ所、こんな感じの挙動をしました。

・インストール時のオプション（どう設定したかは忘れた）はテキストリンクらしきもので設定できます。

→これ、普通は見落とすって（笑）

・インストール先がC:\Documents and Settings\(User_Name)\Local Settings\Application Data\Google\Chromeと、個人設定内になる

→ユーザ毎に使えと？（笑）

・起動するといきなり複数プロセスが立ち上がる（事がある？）

→preforkみたいな感じか？

・インストール直後にはyoutubeの動画が見れない。ニコニコ動画を見ようとしたらプラグイン（？）のインストールが来た

→youtubeからリンク先をダウンロードしてインストールしても駄目っぽい。よく分からん。

・タブを開くと、最初はプロセスが増えるが、ある程度まで増えるとそれ以上増えなくなる

→VMwareの物理メモリ量の設定を変えて(256Mと1G)やってみたが、立ち上がる最大数？が異なる模様。多分、物理メモリ量か空きメモリ量を元に最大数を計算していると推測。もしかしたらlogを取ってるのかもしれない。あと、その関係で１タブ＝１プロセスでない事がある。その関係と思われるが、１個のプロセスが死んだ時に、いくつかのタブがまとめて死ぬことがあった。

・右クリックから「新しいウインドウ」を開くとタスクバーのウインドウは増えないが、デスクトップのショートカットから立ち上げるとタスクバーのウインドウが増える

→プロセスと直接くくりついていない模様。タスクバーからウインドウを閉じてもプロセス数が減らないこともある。

・プロセスを強制終了（？）させると、ほとんどの場合はタブの中身が死ぬだけだが、時々全部死ぬ。Windowsからいきなりいなくなる。ただし、ほとんどの場合、再起動時に元に戻すオプションがある。

→タスクバー上に幾つウインドウが開いていようが、プロセスが幾つだろうが、死ぬ時は死ぬ。しかもエラーを吐かないのはどういう事だろう？　大抵、処理中の（ＣＰＵ喰ってる）プロセスを殺すと全体が死ぬことが多い（多分）ため、クリティカルセクション中にお亡くなりになっている可能性はある。

・GoogleUpdate.exeという実行ファイルが時々立ち上がっている

→起動はログイン時？かな……

・時々、マウスの中ボタンクリックしたときに、新規にタブで開かずに、現タブで開くことがある

→色々クラッシュさせてみてるから、その関係か、もしくはバグ。ちなみにそんな状態になっても、デスクトップのショートカットから起動したウインドウはちゃんと新規タブで開く。「新しいウインドウ」じゃなくて、起動した時のウインドウであればタブで開く。結構謎の挙動。

個人的感想だけど、読み込み中に各タブ毎に読み込みを示す円（？）がくるくる回るので、一気に大量にタブを開くとちょっと気持ち悪い（笑）

あと、テストで見てて、見つけたんだけど、黄色で渡るのやめようぜ（笑）

他の情報：Google開発の新しいブラウザGoogle Chrome、β版公開のコメントも参照。

*1 コンテンツを送信、投稿、表示することにより、ユーザーは、本サービスで、または本サービスを通じて送信、投稿、または表示したコンテンツを再生、改作、改変、翻訳、公表、公開、配信できる恒久的かつ取り消し不能で、使用料が発生しない非排他的なライセンスを Google に付与することになります。　とか、ユーザーは、本サービスのアクセス権および利用権をユーザーに許諾することの対価として、Google が、本サービス上で上記のような広告を行えることについて同意するものとします。　とか、Google との法的契約を解除する場合、(a) 任意の時点で Google に通知するか、または (b) ご利用になっているすべてのサービスのアカウントを閉鎖することによって (Google がこのオプションをユーザーに対して有効にしている場合) 解除できます。ユーザーからの通知は、書面により、本規約の冒頭に定める Google の住所に送付するものとします。　とかが気に入らないので、仮想環境つくって、その仮想環境ごと削除することで規約に違反していない、と考えた

*2 つまりは、Google Chrome利用規約 10.2には違反していないという認識であること

*3 アクティベーションは行っていない。動作をユーザ視点で見る為だけにVMware上にインストールした

*4 何が言いたいかというと、OSレベルでは、利用しているすべてのサービス（アカウント）を削除済みという事。Google Chrome利用規約 13.2……というか、現在の環境に存在しない物はライセンスで縛れるのだろうか？まぁいいや。オプションとなっているが、Googleとの法的契約は解除された事になっている、とワシは考える、という事である。つまり、ライセンス違反はしてないよ、と。ただ、これはワシの考えでしかないため、要求があればこのセクションを削除する可能性は否定しません。その時の通知は日本語でヨロシク。