2005-11-05 VMwareおもしれぇぇーーーーー!!!
ローカルのWindows上でFreeBSD実行できてるー!
はっちゃけ、ディスクが遅すぎる(@メイン環境)なので体感速度は今ひとつですが…
これって、凄く良いような気がしてきました。
◆ [情報] 本当に無償で使える「VMware Player」
VMware PlayerとQEMUを使って無償でVMwareを使えるらしいです。
原理は簡単。
1.VMware Playerはイメージディスクが作れないけど、実行が出来る。
2.QEMUはVMware用のイメージディスクが作れる。
二つあわせると、イメージディスクをつくって実行が出来ますよね。
と言うわけでやってみました。
◆ [日記] VMware PlayerでFreeBSD 5.4を実行する
最初から行きます。参考にしたのは、本当に無償で使える「VMware Player」他当たり。
まず、VMware Playerをダウンロードしてインストール。
次に、QEMUから、qemu-バージョン-windows.zipをダウンロードして、適当に解凍。
その次に、QEMUを展開して出来たquem-img.exeをこんな感じのコマンドで実行(DOSプロンプトから)
qemu-img.exe create -f vmdk d:\vmware\filename.vmdk 10G
当然、d:\とか10Gとかはパスと容量。最初は2M弱の領域が取られて(10Gにすると)、書き込むにつれ増えていく感じなので、大きめにとって置いた方が良いかも。vmdkはディスクイメージっぽいです。
でもって、filename.vmxというファイルを作る。置く場所はvmdkと同じ場所。これは設定ファイル相当かな?
参照元から引用すると
config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "filename.vmdk"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Fedora Core4"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "filename.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
uuid.bios = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:82:dc:4c"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = "filename.vmss"
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""
こんな感じになるんだけど、個人的な最終バージョンはこんな感じ
config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "FreeBSD.vmdk"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "5.4-RELEASE-i386-disc1.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "bridged"
# ethernet0.vnet = "VMnet5"
# ethernet0.addressType = "static"
# ethernet0.Address = "00:50:56:3f:ff:ff"
# ネットワーク制限回避?
ethernet0.txbw.limit=100000
ethernet0.rxbw.limit=100000
# ここまで
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "FreeBSD"
guestOS = "other"
nvram = "FreeBSD.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d e1 d2 18 57 7c cc-b5 07 80 a3 73 e1 61 d3"
uuid.bios = "56 4d e1 d2 18 57 7c cc-b5 07 80 a3 73 e1 61 d3"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:e1:61:d3"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""
こんな感じに。
ぶっちゃけ、メモリ制限はVMware Player上から変えれるっぽいんでどうでもよい。
で、ide1:0.fileName = でisoイメージを設定して(フルパスでもOK)、ide1:0.deviceType = "cdrom-image"とすることで、CDドライブにisoイメージがマウントされてる感じになる。それ以外は結構適当に変えた。多分、txbw.limitとrxbw.limitは無くても大丈夫。
で、この状態でVMwareを起動して(インストールが終わってればvmxをダブルクリックでおけー)、ブート中にESC押してやれば、どこからブートするか選べるので、CD-ROMを選べばインストールが出来ます(何も選ばなければHDDから起動しようとする)
あとは普通と同じ。その辺は省略します。
あ、そうそう。VMwareの操作は最初ちょっと悩むかもしれません。(下の方にヘルプで出るんですが、最初気づかなかった)
Window選択してる状態で、Ctrl+Gもしくはコンソールをクリックすると、マウスの処理とかキー入力がほぼすべてVMwareに引きずられていきます。
その状態からはAlt+Ctrlで抜けれます。Ctrl+Alt+Insertで、VMwareのアプリにはCtrl+Alt+Delete(リセット?)が送られるようです(その後抜けられる)。Ctrl+Alt+Deleteでも抜けらる&リセット送信されるようですが、もれなくWindows本体にも送られてちょっとウザイです。
ついでに。PlayerのPreferencesの設定見ると分かりますが、×押してVMwareを終了したときにsuspendするかpower offにするかを選べます。個人的にはpower offにしてます。suspendにすると、次に起動したときには、×押した次の瞬間から実行が開始されます。
shutdown -h nowとかやってFreeBSD終了させて×押して、再度起動すると、システムが停止した状態でVMwareが立ち上がります。これはこれで便利なんですが、ネットワーク関連ツールを常時走らせておくような状況だとちょっと危険かもしれません。(タイムアウトとかの扱いが危険)
あと、web updateのチェックは外しておきませんか?(個人的に勝手にネットに見に行くのは嫌いなので)
あと、vmxを直接いじっても良いですが、PlayerのTroubleshootからメモリ量がいじれます(リセット/パワーオンオフもできます)
で、インストール終わった後のネットワーク設定ですが、IPが一杯つけられる環境なら、ethernet0.connectionType = "bridged"にして、bridgedで使った方が楽です。
どうするかというと、Windowsのネットワーク設定のプロパティの全般タグの中に「VMware Bridge Protocol」というのが追加されます。それをオンにして、そのプロパティのVMnet Numberを0にすればいきなり使えます。
VMwareのOSでネットワークの設定してやれば(ウチの環境だとlnc0ってデバイスになった)そのIPパケットが投げられます。投げるのはethernetのパケットっぽいので、当然ですが、IPアドレスは同じネットワークにある必要があります。まぁ、ようはWindowsのLANカードに2つIPつけて共有しているイメージですね。多分。というわけで、VMwareのOSから見ると、まるでLANカードが刺さっているかのように見えるわけです。この設定にすれば他のPCからも普通にアクセスできます。まぁIPは喰いますが。
他にもnatとかhost onlyとかcustomとかあるっぽいですが、私は使わないのでパス。その辺は他のページ探してみて下さい。
ネットワーク以外に関しては私は使ってないのでさらにパス。
まぁ、そんな感じで作れば普通にsshとかでアクセスできるようになります。うーん、結構便利。
時々出るMissed packet -- no receive bufferが気になるけど、とりあえず動いてるから気にしない方向で。
スクリーンショットー
起動…ちょっと早くていつもESCを押しそこねる(笑)
起動(FreeBSDロゴ)…ちょっと遅くて、むかついていつもEnterを押す(笑)
ログアウトするとこんな感じ。
サーバの名称のドメイン部がlocal.proj.jpなのは、仕様です。というか、うちのネットワーク、それで統一されていたりする。
……ホスト名はその時点の好きキャラ名なので、今回は伊吹(ibuki)です。いや、結構最後まで準(jun)と悩んだわけですが、どっちでもキャラとの対応つくし、junだとちょっと名前として短過ぎるなぁと思ったわけですよ。個人的には5文字ホスト名が一番分かりやすいんで(4~6文字位が理想@コマンド主体系)。
伊吹ちゃん、大量増殖しますね、これ(ぉ
…とまぁ、そんな感じで、なかなかいい具合に動いてます。うーん、早いとは聞いていたけどここまで早いとは。
X-Windowも入れてみたいですが、それはまた今度と言うことで。あぁ、Windows 2000環境も作ってみたい…
最後に…設定とかの項目で嘘書いてたらゴメンナサイ。
◆ [情報][ネタ] うぃんどみる「はぴねす!」 プロテクトについて
個人的にはCD無しで立ち上がる時点でプロテクトなんて飾りだと思ってます。多分、心理的な物とか、単純にコピーを配布させない(知識のない人にはさせない)程度の物かと。
……プロテクトは良いんだけど、個人的なバックアップが取れないのは痛い。
あと、そのままだとノートPCにインストールできないし(ノートPCはCD/DVDついてないし、外付けも持ってない)
普段はノートPC、isoイメージ使ってゲームインストールしてるんで…まぁ、別の方法がいるって事ですな。