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2016年11月5日 (土) 10:01時点におけるItuki (トーク | 投稿記録)による版

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Asterisk(ひかり電話対応)の設定

普通に使っている分には、光ルーターがその役目を負っています。

5端末以内であれば、直接接続した方が早いです。

それ以上端末が増えた場合や、例えば、非通知着信を無視したい場合などに使うと良いでしょう。

なお、AsteriskはIP PBXと思えばまぁOK。

電話機の交換機みたいなもんです。

インストール

CentOS 7でやっていますが、今回はソースコードからインストールしていますので、どれでも一緒でしょう。

まずは、Asterisk のページからソースをダウンロードしてきます。

今回は、(パッチの絡みもあるので)この辺からasterisk-13.11.2.tar.gzをチョイス。

コンパイル等は、~/asteriskでやります。

まず、ソースの入手

wget http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/asterisk-13.11.2.tar.gz

次に、ひかり電話HGWパッチ - VOIP-Info.jp Wikiをダウンロードします。

wget http://ftp.voip-info.jp/asterisk/patch/local/13/chan_sip_hikarihgw.141202-01.patch

次に、asterisk本体を展開。

tar xvzf asterisk-13.11.2.tar.gz

で、パッチをインストールします。

cd asterisk-13.11.2
cp ../chan_sip_hikarihgw.141202-01.patch .
patch -p0 < chan_sip_hikarihgw.141202-01.patch

エラー無く終われば前設定は完了。

お約束となっている、configureを実行します。

その前に、入ってないパッケージを入れます。

yum install gcc libtermcap libtermcap-devel newt newt-devel ncurses ncurses-devel libuuid-devel jansson-devel libxml2-devel sqlite-devel

termcapとuuidとJSONとlibxml2とSQLite3がどうとかいうエラーはこれで解決できます。

さて、本題。

make
make install
make samples
make config

最後の行はもしかしたらいらないかも。

これでインストールは終了です。


設定

まず、ユーザー権限で走らせることにするので、ユーザーとグループを作ります。

adduser asterisk

systemd用のサービスファイルを作ります。

/etc/systemd/system/asterisk.service

[Unit]
Description=Asterisk PBX And Telephony Daemon
After=network.target

[Service]
User=asterisk
Group=asterisk
Environment=HOME=/var/lib/asterisk
WorkingDirectory=/var/lib/asterisk
ExecStart=/usr/sbin/asterisk -f -C /etc/asterisk/asterisk.conf -U asterisk -G asterisk
ExecStop=/usr/sbin/asterisk -rx 'core stop now'
ExecReload=/usr/sbin/asterisk -rx 'core reload'

[Install]
WantedBy=multi-user.target

何かおかしいと思ったら、/etc/rc.d/init.d/asteriskを参考しちゃうのね。

と言う訳で、このファイルを削除(mv /etc/rc.d/init.d/asterisk /etc/rc.d/init.d/.asterisk)。

次に、コンフィグファイルを作ります。